2012年04月

消費者分析の話:マインドシェア


マインドシェアは消費者の心(マインド)に占める

企業ブランドや商品ブランドのシェアのこと。


そのブランドの強さを示す一つの指標になる。


近年はインターネットで情報収集したり


商品を購入したりするスタイルが多くなってきているから


ますますこの重要性が指摘されるようになってきている。



一般的に販売シェアとマインドシェアは一致しない。


⇒販売シェアは製品や価格、チャネル力も加えた総合的な力が反映されるため。


マインドシェアが低いにも関わらず販売シェアが高い場合は


価格やチャネル力が優れている一方で、


その商品のブランド力は低くなってきているケースが多いらしい。


また、


マインドシェアが高いにも関わらず、


消費者にあまり好まれていないケースは


当然のことながら購入には至らない。


マイナスのイメージが先行している会社や商品等
(違法行為などで不祥事とかを起こした会社とか)



マインドシェアは一般的に純粋想起率で測られる。

あるカテゴリーやマーケットを提示して、

そこで思い浮かぶものを挙げてもらってシェアを出していく。


「薄型テレビで思い浮かぶブランド(商品)は何ですか?」


というような感じの問いかけをする。


ちなみに助成想起率という指標もある。


これはあるブランドや商品名を示してそれを知っているかを問う


ことで抽出できる。


当然のことながら助成想起率よりも純粋想起率がほうが購入の際に


選択される影響力が高いとされる。



それからマインドシェアに似た用語で

ハートシェア

がある。

これは消費者が商品を思い浮かべるだけにとどまらず、

その商品・企業に何らかのロイヤリティを抱く状態にさせるところが

マインドシェアとは異なる。


mind

※顧客の階層化の図
常連客にまでもっていくことでマインドシェア獲得を目指す。



「マインドシェアの獲得こそがマーケティングゴールである」

とも言われるほどこの考え方は重要となる。


消費者分析の話:マズローの欲求5段階説


アブラハム・マズロー
(Abraham Harold Maslow, 1908年4月1日 - 1970年6月8日)は、


アメリカ合衆国の心理学者。


ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。


彼は人間性心理学の最も重要な生みの親とされている。


これは精神病理の理解を目的とする精神分析と、


人間と動物を区別しない行動主義心理学の間の、


いわゆる「第三の勢力」として、心の健康についての心理学を目指すもので、


人間の自己実現を研究するものである。


彼は特に人間の欲求の階層(マズローの欲求のピラミッド)を主張した事でよく知られている。


マズローは人間についての学問に新しい方向付けを与えようとしたが、


彼の著作はそれ以上に内容豊かなものになっている。


著書、雑誌論文は100編以上に及び、アカデミックな心理学のみならず、


教育や経営学のような隣接領域にまで彼の思索は及んでいる。


(by wiki)



マズローの人格理論は自己実現理論(欲求段階説)と言われ、


心理学以外に経営学、看護学の分野においても言及される。



生理的欲求~自己実現欲求まで5段階になってて、


低次の欲求が満たされないと


その上の欲求は生まれてこないという説になる。


png

下から順に、

①生理的欲求

人間が生きるために最低限必要な生理現象を満たすための欲求。

食事や睡眠、排泄など。


②安全欲求

これは安心して生活をしたいという欲求。

健康状態の維持とかより良い暮らしを得ようとするとか。


③社会的欲求

集団・組織に属してそこで良好な人間関係を得たい、

愛情を受けたいという欲求。

所属と愛の欲求。


④尊厳欲求

自分が他人から価値ある人と認められたい、

責任を持ちたい、尊重されることを求めるなどの欲求。


⑤自己実現欲求

自分の持つ能力や可能性を最大限に発揮し、

自分を追い求めたり、世の中を変えたりしようとする。


というようになっている。


実はこの5段回目の自己実現欲求の上にもう一つ欲求があるらしい。


それが


「自己超越の欲求」。


これ。


なんか人知を超えたような名前だけど、


これは自分のエゴを超えて、自分が属するコミュニティの発展を望むというもの。


対象は仲間であり、かつ自分の欲求とも一致するらしい。



自己超越者(transcenders)の特徴は


1.「在ること」(Being)の世界について、よく知っている
2.「在ること」(Being)のレベルにおいて生きている
3.統合された意識を持つ
4.落ち着いていて、瞑想的な認知をする
5.深い洞察を得た経験が、今までにある
6.他者の不幸に罪悪感を抱く
7.創造的である
8.謙虚である
9.聡明である
10.多視点的な思考ができる
11.外見は普通である(very normal on the outside)


マズローによると、このレベルに達している人は人口の2%ほどであり、


子供でこの段階に達することは不可能ということらしい。


※by wiki

人間の欲求というのはニーズを考えるときに根源となる要素。

だからマズローの欲求5段階説は

マーケティングの世界では非常にメジャーな考え方として定着している。



消費者分析の話:ニーズ、ウォンツ、シーズ


コトラーによると人間の欲求は3段階に分けられる。

①ニーズ (needs)・・・・・「必要」
②ウォンツ(wants)・・・・・「欲求」
③デマンズ(demands)・・「需要」

①のニーズはあるものや状況が満たされていないような状態。

②のウォンツニーズを満たす特定のモノやサービスが欲しいという状態。

③のデマンズは買う意志・能力があって特定のモノやサービスが欲しいという状態。支払ってもいいというくらいの段階。


マーケットインの考え方からニーズやウォンツを考慮して

商品やサービスを開発していこうというのは基本的な考え方だと言える。

ちなみに、マーケティングを考えることで

ウォンツやデマンズに影響を与えることはできるけど、

ニーズを創造することは基本的にできない。

ただし、隠れたニーズを探し出したり掘り起こしたりすることはできる。


ニーズの話となると、「シーズ」(seeds)という言葉もよく出てくる。

シーズのいうのはその名前の通り“種”という意味から

(開発)技術のことにあたる。

うちの会社にはこんな技術がある。

これを使って何か新しい商品・サービスを提供することで、

新しい需要を創出していくという流れになる。

最近CMでよくやってる

クラレのミラバケッソなんかは完全にこのシーズをアピールしている事例。

未来に化ける新素材。

これ。


ただ、技術のアピールをしてもやっぱりお客さんに理解してもらって

必要性を感じてもらわないと商品は売れない。

ということでニーズを考えるこということは絶対必要になる。

つまりニーズとシーズをアイディアでつなぐということが大事になる。


ちなみに商品(コンセプト)を開発するルートには3つあって、

①ニーズルート
②シーズルート
③アイデアルート

がある。

大体分かると思うけど、

ニーズルートは消費者のニーズが起点になってコンセプトを考えていく。

シーズルートは企業のもってる技術が起点となってコンセプトを組み立てていく。

アイデアルートは先に商品アイデアがあって、ニーズを喚起するためにはどうすればいいか?

とか、独自の技術やノウハウはどのように商品に組み込んでいけばいいか?

などを考えながらコンセプトを開発していく。


いずれにしてもやっぱり消費者のニーズの部分は外してはいけない要素になるということだ。



ドラクエのパズル


できたー ヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪

dqpa

DQ25周年記念 950ピースジグソーパズル。

ミルドラースとデスタムーアがちょっと苦戦した。



スマトラ島沖の地震


今日はちょっとびっくりしたな。

このスマトラ沖地震は2004年の時の

津波が起こった大惨事が記憶に強く残っているけど、

調べてみるとその後も頻繁に地震が起こっている。



・2004年12月26日 M9.1  バンダ・アチェ南南東沖

・2005年3月28日 M8.6 メダン南西沖
 
・2007年9月12日 M8.5 ブンクル南西沖
 

・2009年9月30日 M7.5 パダン西北西沖
 

・2010年4月6日 M7.8 バニャック諸島付近
 
・2010年5月9日 M7.2 バンダ・アチェ南南東沖
 
・2010年10月25日 M7.7 パダン南沖

・2012年1月10日 M7.2 バンダ・アチェ南西沖

・2012年4月11日 M8.6 バンダ・アチェ南西沖

※wikipedia


sumatora

※気象庁


日本もこんな感じでM8以上の地震が頻繁に起こったりするのかも。

2012年地球滅亡説


まじかー、

こんなんやってたんや。

NASAがこんなんを発表していたとは。








ちょっとオカルトっぽいけど、

ちょっとこれはやばいかもしれん。


御津八幡宮


アメ村にも桜の観れるところがあるよ。

amesaku01

御津八幡宮

今日はなんか屋台が出てて、

奥の方には簡易なステージができてて

楽器を演奏している人がいたよ。


hanba

今日の晩御飯はハンバーグを作った。

上出来やった。・∀・)ノ゛ o




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